悪阻の症状と体調の変化

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たーちゃんママ

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この記事ではたーちゃんママが経験した悪阻と体調の変化について説明します。

悪阻で苦しんでいる方に少しでも参考になれば嬉しいです!! 私も悪阻を軽くするものを散々さがしましたが、結論から言うと・・・残念ながら悪阻を軽くするものは何もありませんでした。

ただひたすら耐えて耐えて、必ず終わりが来る!と毎日心の中でつぶやいていました。

悪阻 妊娠初期

最後の生理から1ケ月ほどたった頃、いつも通り週末にパートナーと外出し、映画を観て自宅へ戻ると、急に疲れが出てお布団で横になることにしました。するとだんだん吐き気が・・
トイレに駆け込み、数十分トイレから出てこれませんでした。今でもそのとき観た映画を思い出すと悪阻が辛かったなぁ。と感じます。
次の日は仕事だったので、忙しさで気が紛れたのか、それほど体調の変化は気になりませんでした。

翌週、仕事へ行くと、吐き気はしたものの、お腹がすいて仕方ありません。普段朝食を取らないのですが、出社してからバナナや栄養バーなどを食べて数日で2kg増えてしまったのを覚えています。食べたあとは少し吐き気がやわらぎました。いわゆる【食べ悪阻】ですね。

吐いてしまったのは1回のみですが、吐きそうになった事は何度もありました。職場に妊娠を伝えていなかった時期なので、仕事中何度もトイレに駆け込み、吐き気を隠すのが大変でした。妊娠を報告するタイミングがあるかとは思いますが、気持ち悪さに耐えていかなければいけないので、他の事にはなるべく気を遣わない環境にするのがおすすめです。

もっと酷い症状の人もいらっしゃるのはわかっていましたが、数ヶ月もこの気持ち悪さと付き合っていかなければいけないと思うと絶望でした・・毎日、「悪阻 いつまで」ネット検索していました。

そんなとき、妹に「悪阻が辛すぎる」と連絡したところ「赤ちゃんが成長している証拠」と言われ、なるほど。と関心したのですが(妹は2人出産経験有)妹が初めて妊娠して気持ち悪さと戦っている時に私が妹に言った言葉だったのです。全く覚えていませんでした笑

悪阻 妊娠中期

妊娠中期になってからも日々の気持ち悪さは初期の頃と変わらず、この頃は、何も食べていないのに口の中が苦く、水を飲んでも美味しくなかったです。

ただ、水分は取らなければと思っていたので、水・コーヒー・お茶・紅茶・・いろいろ試してみましたが24時間口の中が苦いので何を飲んでも美味しくなかったです。カフェインが良くないと思っていましたので、リラックスするために、ノンカフェインのコーヒーを雰囲気で飲んでいました。

ほんの少しマシだったのが【ルイボスティー】でした。毎日コンビニでルイボスティーを買ってひたすら飲んでいたのを覚えています。食べ物ではカレーライスすら美味しく感じなくなっていました。また、少ししか食べなくても体重が増えてしまうので、カットしてあるパイナップルを毎日食べてやり過ごしていました(少しは美味しく感じたし、ローカロリーなので安心食材)

何を食べても飲んでも美味しくないのに、夕飯の用意をするのが苦痛でした・・パートナーには外で食べてきてもらうか、お惣菜を買ってきてもらう事が増えました。
上の子がいらっしゃるお母さんだったら、こんな事出来ないですよね!世のお母さん、本当に尊敬します。

世間では、妊娠中も楽しむ!等の記事を見る事がありましたが、私にとっての楽しみは、寝る事と妊婦健診の時に赤ちゃんの写真を見ること、アプリで出産日が近づいていくのを見る事でした。

同僚で悪阻が一切なかった方がいたのですが、本当に羨ましかったです。自分も軽い方だとはわかっていたのですが、毎日の気持ち悪さに落ち込む日も多かったです。

悪阻 妊娠後期

妊娠後期になると、日々の気持ち悪さは少し軽減されていました。ただ口の中の苦みは継続中・・・9ケ月になると、「早く産みたい」という気持ちが出てきました。私の場合、妊娠前から少し下腹部が出ていたので、9ケ月ともなると本当にお腹が大きかったです。電車通勤をしていたのですが、毎回席を譲られました笑

気持ち悪さが軽くなったのは良いのですが、食欲があっても胃が圧迫されていてすぐお腹いっぱいになりました。また水を飲んだだけでも体重が増えるので、日々体重計とにらめっこして、なるべく増えすぎないように気をつけていました。お医者さんからの指摘は特になかったですが、産後を考えるとダイエットで苦労したくない気持ちが勝ちました。
水分が足りなかったのか、夜中に足をつる事が増えました。足をつらない日でも夜中に覚醒してしまい、数時間寝てそのまま仕事に行く日が多かったです。

ある日、散歩の帰りにスーパーに寄ってお買い物をしていると、右足がピッキーン!とつり、数秒後に左足もピッキーン!立つ事が出来なくなり、店内のデザートコーナーの前で「いてててて!」と騒ぎ、スタッフの方が椅子を持ってきてくれたのを覚えています。恥ずかしかったー!!

また、この頃妊娠に終わりが見えてきて、「出産後食べたいものリスト」を作っていました!お寿司・ホテルビュッフェ・中華・ミスド・アイス・・etc リストにすると、それほど多くないなぁと感じました。産後は赤ちゃんの世話で、それどころではなくなってしまいましたが。

悪阻まっただ中の妊婦さんに伝えたい事

悪阻を軽くするすべは何もなかったですが、仕事や自分が好きな時間を過ごす事で気が紛れることはあったと思います。また、妊婦の方には自分で自分を苦しめないようにして欲しいです。よく「妊婦は病人じゃない」と言われますが、辛いのは同じです。一番近くにいる人にわかってもらえると妊娠生活も少しは楽になる気がします。今思えば、もっとパートナーに理解してもらう努力をすれば良かったなぁ。と思います。私は辛いときはお風呂に5日間入らなかったこともありますし、家事は本当に後回しで、妊娠・出産に関する動画や、美味しく食べている大食いの方の動画ばかり見ていました。「なんでこんな日々を過ごさなきゃいけないんだろう」とよく泣いていました。出産準備もままならず(詳しくは出産のコーナーでお話します)準備不足で出産入院することにもなりました。個人差があるとは思いますが、私の場合45歳で初産でしたが、高齢出産だからと言って悪阻が軽い・酷いは関係無いような気がします。(若い時に産まなかったので比較ができませんが)

出産翌日「あ、口の苦いのが無くなってる」と気づきました。産後も体が辛かったのですが悪阻が終わったことは嬉しかったです。

妊娠前は妊婦さんを見ても、「赤ちゃん楽しみだろうなぁ」くらいにしか思っていなかったのですが自分が出産してからは、「悪阻つらいのかな」「何かお手伝いできないかな」エスカレーターでは人婦さんの後ろに立ち、「落ちないように」と勝手に構えたり、お節介な気持ちになってしまいます。

妊娠しているだけで不安と戦いながら毎日頑張っている。自分を凄い!と褒めましょう!そして近くの人にどんどん甘えましょう!「必ず終わりが来る」と信じて赤ちゃんを迎えてくださいね。頭の片隅に「世のお母さんは皆経験しているから大丈夫!」と思っていただけると少し不安も軽くなると思います。

このブログでは、妊娠、高齢出産、育児に関する情報を配信していきます。
お時間があるときに読んでいただけると嬉しいです。
ではでは、またお会いしましょう。

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